自宅の近くにある建物を賃貸していた大家さんからの依頼で、建物明渡を受任しました。依頼者は、賃借人の無断改築等に目をつぶってきたのですが、一方的に賃料減額を請求され、減額された賃料しか支払われなくなった上、話し合いに真摯に応じてもらえないため、明渡しを決意されました。

最初は、法律相談で、依頼者自身に調停をするようアドバイスしましたが埒が明かなかったため、訴訟を提起しました。最終的には、2年程度の定期借家契約を締結することで和解することになりました。