この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
設備業者様からのご依頼でした。取引先の依頼を受けて設備を施工販売しましたが、取引先と連絡が取れなくなり、工事代金が支払われないとのことで相談にお見えになりました。
解決への流れ
当初は、裁判外交渉を試みましたが、相手方は支払を仄めかしたものの、次第に連絡が取れなくなり、交渉は決裂しました。そこで、直ちに法的手続をとり、債務名義を取得の上、預金の強制執行を申し立てました。預金はほとんどありませんでしたが、金融機関との関係が悪化することを恐れた相手方から直ちに支払うとの申し出があり、全額を回収できました。
本件は、相手方の資力に不安があったものの、諦めずに法的手続を進めたことにより幸いにして全額の支払いが得られたという事案です。売掛金の回収は、スピードが重要であり、時間が経つことで状況が悪くなるケースが見られます。お悩みのことがございましたら、速やかなご相談をご検討ください。